生命秩序という考え方
Life Order Health Science(LOHS)/このサイトの土台になっている枠組みです
健康の話は、たいてい「何が足りないか」から始まります。あれを足しましょう、これを補いましょう、と。
でも、体の中で起きていることを見ていくと、足し算より引き算と足し算の釣り合いのほうが本質だと思うようになりました。
- 骨がもろくなる
- 骨を作る働きが
骨を壊す働きに負けた - 筋肉が落ちる
- 合成する働きが
分解する働きに負けた - 血管が硬くなる
- 片づける働きが
溜め込む働きに負けた
どれも「壊れた」わけではありません。両方の働きは今も動いていて、ただ収支が合っていない。
この見方をすると、やるべきことが変わります。片方を叩き潰すのではなく、傾いた天秤を、少しだけ戻す。
私たちは体と戦っているのではなく、
天秤を、本来あった位置に戻しているだけ。
戻すのは、たいてい速くありません。数字が動くのに一年、二年かかることもあります。ただ、傾きが止まって向きが変わったなら、それはもう前とは別の状態です。
この「順序」を扱うのが、生命秩序(Life Order)という枠組みです。睡眠と体内時計、栄養の届き方、修復にかかる時間、体にかかっている負荷——この四つの線から、体を見ていきます。
健康ツール
無料・登録不要。計算はすべてお使いの端末の中で行われ、入力した数字はどこにも送信されません
BMI計算
日本肥満学会の判定に加えて、厚生労働省が示す年齢別の「目標とするBMIの範囲」に届いているかまで表示します。50歳、65歳と、下限が上がっていくのをご存じでしたか。
BMIを計算する →歩く速さ セルフチェック
日本の歩行者用信号は、歩く速さ「毎秒1メートル」を前提に青の秒数が決められています。青のうちに横断歩道を渡りきれるか——それ自体がひとつの目安です。5m・10mで測った秒数から歩行速度を計算し、年代別の目安と比べられます。
歩く速さを測る →うつセルフチェック
独自の設問ではなく、PHQ-9・GAD-7・PSS-10・アテネ不眠尺度・WHO-5 を組み合わせ、気分・不安・ストレス・睡眠・主観的健康感の5側面を同時に確認します。結果は各尺度の公表済みカットオフ値と並べて表示。回答は端末内で採点し、送信も保存もしません。診断ではなくスクリーニングです。
セルフチェックを始める →これから追加していく予定のもの
ウエスト身長比(特定健診の腹囲基準に対応)/基礎代謝(厚生労働省の基礎代謝基準値を使用)/たんぱく質の必要量(高齢期は多めに必要です)/家庭血圧の判定(日本高血圧学会の基準)
このサイトについて
誰が書いているのか、何を根拠にしているのか
東京を拠点に、中国語圏に向けて健康教育の発信をしています。看護・医療の現場で学んだことをもとに、健康管理の資格を取り、記事と動画で伝える仕事を続けてきました。読者は50代から70代の方が中心です。
そのなかで気づいたのは、同じ体のことでも、国によって「基準」がまるで違うということでした。BMIひとつ取っても、日本では25以上を肥満と呼び、WHOの国際基準では30以上。中国にはまた別の線があります。
この日本語のページは、その違いをきちんと扱うために作りました。日本にお住まいの方には、日本の公的な基準にもとづいた数字のほうが役に立つはずです。
書くときに守っていることが三つあります。
- 出典を示す。公的機関の資料と、査読を経た研究を優先します
- その研究から何が言えないかも書く。動物実験なのか、相関なのか、因果なのか
- 「治る」「予防できる」と言い切らない。言い切れることは、そう多くありません
不安をあおって何かを売るためのサイトではありません。読んだあとに、自分の体を少し落ち着いて見られるようになれば、それでいいと思っています。
本サイトは一般的な健康情報の提供を目的とした健康教育サイトであり、医学的な診断・治療・予防の助言を行うものではありません。掲載しているツールの結果は目安です。症状のある方、持病のある方、服薬中の方は、必ず医師にご相談ください。自己判断で服薬を中止・変更しないでください。
主な出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」/日本肥満学会/日本高血圧学会/世界保健機関(WHO)